次のページから CUETools を入手してインストールする。
CUETools Download
http://cue.tools/wiki/CUETools_Download
CUETools に含まれる CUERipper を使う。
CUERipper を起動して、[Options] ボタンを押し、[CTDB]-[Detailed log] を Trueに変更する。
CUERipper でオーディオCDを抽出する。
※ 光学ドライブによっては CUERipper の抽出処理が途中で止まることがある。
CUERipper が失敗する場合は、Exact Audio Copy (EAC) でもよい。
出力は CUE+FLAC でも CUE+WAV でもどちらでもよい。
次のページを参考にして、データを修復する。
https://pirates-forum.org/Thread-How-to-repair-CD-rips-with-CUETools
上記のページの手順をまとめると、
(1) CUETools を起動する。
(2) [Input] に破損した flac または wav を選択する。
(3) [Action] で [Encode] を指定して、その下のコンボボックスから [repair] を選択する。
(4) [Mode] で [Image+CUE] を選択する。
(5) [Audio Output] で [Lossless] を選択して、その下のコンボボックスで [wav] を選択する。
(6) [Go] ボタンを押す。
※ 修復すると何故か Input のデータのファイルのタイムスタンプが変更されていたような気がするので、念のために入力ファイルはコピーを取っておくこと。
上手くいけば、修復した CUE+WAV ができる。
破損個所が少なければ修復できるようだ。
なお、どういう仕組みで修復されるのかは調べていないので不明である。チェックサムが一致するように総当たりで再計算して修復するのであれば、修復したデータが本当にオリジナルのデータと一致するかは分からない。
次に、修復した CUE+WAV の CUE を DAEMON Tools Lite を使って仮想ドライブにマウントする。
再度 CUERipper を使って仮想ドライブからオーディオCDを抽出する。この時、[Read offset] は 0 にすること。
修復前と修復後のデータの拡張子が accurip のファイルを開いて、最後の方にある Track Peak [CRC32] [W/O NULL] を比較する。オフセットがズレていなければ、破損していない Track の CRC32 が一致するはずだ。
[関連]
https://my-computer-memo.blogspot.com/2018/08/imgburn-cue-bin-to-cueripper.html
https://my-computer-memo.blogspot.com/2018/08/daemon-tools-lite-10.8.html