2020-01-08

Windows 10のTCP再送タイムアウト時間(RTO)について

Windows 10のTCP再送タイムアウト時間 (RTO) について、初期再送タイムアウト (Initial RTO) を [1] の方法で確認すると、下記のように1秒 (1000ミリ秒) だった。

環境: Windows 10 Pro Version 1909 (OS Build 18363.535)

C:\>netsh interface tcp show global
Querying active state...

TCP Global Parameters
----------------------------------------------
Receive-Side Scaling State          : enabled
Receive Window Auto-Tuning Level    : normal
Add-On Congestion Control Provider  : default
ECN Capability                      : disabled
RFC 1323 Timestamps                 : disabled
Initial RTO                         : 1000
Receive Segment Coalescing State    : enabled
Non Sack Rtt Resiliency             : disabled
Max SYN Retransmissions             : 4
Fast Open                           : enabled
Fast Open Fallback                  : enabled
HyStart                             : enabled
Pacing Profile                      : off

[1], [2], [3] によると、以前のWindowsでは3秒だったようだ。

Linux のTCP再送タイムアウト時間 (RTO) については [3], [4] が参考となる。

[参考]

[1]
TCP Receive Window Auto-Tuning Level feature in Windows
https://support.microsoft.com/en-us/help/4494445/tcp-receive-auto-tuning-level-feature-in-windows

[2]
How to modify the TCP/IP maximum retransmission time-out
https://support.microsoft.com/en-us/help/170359/how-to-modify-the-tcp-ip-maximum-retransmission-time-out

[3]
TCPの再送時間について | nonbiriEnginnerBLOG
https://blog.hashihei.com/2019/02/02/tcp%E3%81%AE%E5%86%8D%E9%80%81%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

[4]
TCP再送タイムアウト時間の規格と実装 - co1row’s diary
http://co1row.hatenablog.com/entry/2017/09/26/012335

2020-01-05

BUFFALO のルータ WTR-M2133HP, WRM-D2133HP の SoC は Qualcomm IPQ4019 か?

BUFFALO のルータ WTR-M2133HP, WRM-D2133HP が搭載する SoC (チップ) は、参考ページ [1], [2], [3] に記載されている CPUのスペックとメッシュ対応という特徴から、Qualcomm IPQ4019 ではないかと推測する。これはあくまで私の推測であり、実際に分解して確認したわけではないので注意されたい。また、ネット上に載っていた情報でもないことを断っておく。なお、WTR-M2133HP, WRM-D2133HP はルータデバイスメモ [4] にも載っていなかった。

Qualcomm IPQ4019 を搭載するルータは、[2] の情報ではメモリ容量が 256MB と 512MB の機種が存在するが、WTR-M2133HP, WRM-D2133HP が搭載するメモリ容量は不明である。

[参考]

[1]
AirStation connectと、WXR-2533DHP2の違いは何ですか | バッファロー
https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/124141117.html

[2]
もはや、もっといい選択肢はある! 鳴り物入りで日本上陸した「Google Wifi」のメッシュを試す【イニシャルB】 - INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/1120372.html

[3]
IPQ4019 | Qualcomm
https://www.qualcomm.com/products/ipq4019

[4]
ルータ デバイスメモ | WIKI.TAIHA.NET
https://wiki.taiha.net/router/dev_memo

2018-08-21

PopTrayU 5.2.6 を試す

メールチェッカーの PopTray をずっと使っている。

サーバとの通信を SSL にしたいと思ったので、派生の PopTrayU 5.2.6 を試してみた。

しかし、以下のようなバグがあったので、使用をやめた。

1. メールサーバにメールが2通到着する。
2. PopTrayU によってタスクトレイに「2」のアイコンが表示される。
3. Thunderbird でメールを受信する。
4. PopTrayU で再度チェックする。
5. PopTrayU によってタスクトレイに「1」のアイコンが表示される。
6. PopTrayU で再度チェックする。
7. PopTrayU によってタスクトレイにメールなしのアイコンが表示される。

2018-08-05

ImgBurnで抽出したオーディオCDのCUE+BINをCUERipperで抽出する

光学ドライブの AccurateRip の Read offset 値を覚えておく。

ImgBurn を使って光学ドライブからオーディオCDのデータを抽出して、CUE+BIN ファイルを作成する。

DAEMON Tools で CUE+BIN を仮想ドライブにマウントする。

CUERipper を使って仮想ドライブからデータを抽出する。この時、[Read offset] には 0 ではなく、光学ドライブの Read offset 値をセットすること。

[関連]
https://my-computer-memo.blogspot.com/2018/08/repair-audio-cd-with-cuetools.html
https://my-computer-memo.blogspot.com/2018/08/daemon-tools-lite-10.8.html

CUERipperで抽出した破損したオーディオCDのデータを修復する

次のページから CUETools を入手してインストールする。

CUETools Download
http://cue.tools/wiki/CUETools_Download

CUETools に含まれる CUERipper を使う。
CUERipper を起動して、[Options] ボタンを押し、[CTDB]-[Detailed log] を Trueに変更する。
CUERipper でオーディオCDを抽出する。
※ 光学ドライブによっては CUERipper の抽出処理が途中で止まることがある。
CUERipper が失敗する場合は、Exact Audio Copy (EAC) でもよい。
出力は CUE+FLAC でも CUE+WAV でもどちらでもよい。

次のページを参考にして、データを修復する。

https://pirates-forum.org/Thread-How-to-repair-CD-rips-with-CUETools

上記のページの手順をまとめると、

(1) CUETools を起動する。
(2) [Input] に破損した flac または wav を選択する。
(3) [Action] で [Encode] を指定して、その下のコンボボックスから [repair] を選択する。
(4) [Mode] で [Image+CUE] を選択する。
(5) [Audio Output] で [Lossless] を選択して、その下のコンボボックスで [wav] を選択する。
(6) [Go] ボタンを押す。

※ 修復すると何故か Input のデータのファイルのタイムスタンプが変更されていたような気がするので、念のために入力ファイルはコピーを取っておくこと。

上手くいけば、修復した CUE+WAV ができる。

破損個所が少なければ修復できるようだ。
なお、どういう仕組みで修復されるのかは調べていないので不明である。チェックサムが一致するように総当たりで再計算して修復するのであれば、修復したデータが本当にオリジナルのデータと一致するかは分からない。

次に、修復した CUE+WAV の CUE を DAEMON Tools Lite を使って仮想ドライブにマウントする。

再度 CUERipper を使って仮想ドライブからオーディオCDを抽出する。この時、[Read offset] は 0 にすること。

修復前と修復後のデータの拡張子が accurip のファイルを開いて、最後の方にある Track Peak [CRC32] [W/O NULL] を比較する。オフセットがズレていなければ、破損していない Track の CRC32 が一致するはずだ。

[関連]
https://my-computer-memo.blogspot.com/2018/08/imgburn-cue-bin-to-cueripper.html
https://my-computer-memo.blogspot.com/2018/08/daemon-tools-lite-10.8.html

DAEMON Tools Lite 10.8 のメモ

数年ぶりに DAEMON Tools Lite を Windows 7 にインストールしたので、メモを残す。

# ImgBurn で抽出したオーディオ CD (CUE+BIN) のイメージをマウントしたかったので。

 ※ アドウェアが含まれているので注意。

https://www.daemon-tools.cc/jpn/products/dtLite

を開き、「広告付きの無料版」の方をクリックすると、「DTLiteInstaller.exe」というファイルがダウンロードされる。これはセットアッププログラムをダウンロードするためのプログラム。

「DTLiteInstaller.exe」を実行して、「広告付きの無料ライセンス」 を選択すると、セットアッププログラムがダウンロードされる。
セットアッププログラムは「C:\Users\%Username%\AppData\Local\Temp」フォルダに「DTLite1080-0466.exe」として作成される。たぶん名前はバージョンによって変わる。サイズは30MBくらいだった。これを保存しておく。

セットアッププログラムを実行する。
設定の「~統計の送信を許可する」のチェックボックスをオフにする。
「Symantec」 なんとかのチェックボックスをオフにする。
「Install Yessearches」とかいうのは出てこなかった。

インストールを完了する。

[DAEMON Tools Lite 10.8] の画面の左メニューの「Catch!」を選択して、[Enable] のチェックボックスをオフにする。


2017-12-20

Windows 7 で Bluetooth マウスをペアリングしても動かない

Windows 7 で Bluetooth マウス (Logicool M336) をペアリングしても動かなかった。

結論を先に書くと、原因は Bluetooth アダプタを PC に接続した時に自動でインストールされたドライバが違うものだった。

[デバイスマネージャ] で [Bluetooth 無線] の項目を確認すると、自動インストールされたドライバは

  • Generic Bluetooth Radio ← これが間違い
  • Microsoft Bluetooth Enumerator

となっていた。これを下記のドライバに変更するとマウスが動くようになった。

  • Generic Bluetooth Adapter ← これが正解
  • Microsoft Bluetooth Enumerator

2017-03-19

Logicool Anywhere Mouse M905t のチャタリングの修理方法

次のサイトの情報をもとに、Logicool Anywhere Mouse M905t のチャタリングを自分で修理した。
Logicool レーザーマウス【M905】 分解 | ブログの時間3
http://blognojikan3sig4.blog41.fc2.com/blog-entry-165.html
マウスの蓋を外して、左ボタンの裏に両面テープでアルミ箔を貼った。
たったこれだけでチャタリングが直った。
上記のサイトの人、ありがとう。

修理を諦めて、新しく安いマウスを買ったのに、無駄になってしまった。


【追記】
やはりチャタリングが発生するので、オムロン D2LS-21 マイクロスイッチを購入し、交換した。
ただし、上記の対応策も有効。理由はマウス蓋の裏の部分が凹んでいたから。

2016-11-20

Microsoft Office IME 2010をタスクトレイに入れる方法 | (仮) - パソコンに関する雑記blog

http://ub.blog85.fc2.com/blog-entry-428.html

以下は上記 URL のサイトから引用した。私は Windows 7 で使用している。
1. 詳細なテキストサービスをオフにする。

2. 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」で「regedit」と入力して「OK」を押しレジストリエディタを起動させる。

3. 「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\IMEJP\14.0\Window」を開き、右側の何もない領域を右クリックまたはメニューバーにある「編集」から「新規」→「DWORD 値」を選択し、値の名前に「IsMinimized」、値のデータに「1」と入力しOKを押す。

その後、Windowsを再起動すればIMEがタスクトレイに格納されます。